コラム

プロフィール

吉本錠司

  • ドイツ整形靴技術者
  • 足の健康管理 和巧堂代表

1995年10月 義肢装具会社に転職。在職中に「足」「インソール」「靴」に興味が湧き、後にドイツオーソペディ・シューテクニカ・マイスターのカーステン・リーヒエと出会い彼に師事。
2002年9月 健康は足元からを目的に「足の健康管理・和功堂」設立。
2006年2月 Orthopädie Schuhtechniker Geselle ドイツ整形靴技術者取得。


インソールとは(2023/01/11)

小学生の頃運動靴を買ってもらったことがある。そのとき丁度足に会うサイズがなかったのか少し大きめの靴に中敷を入れてもらったことを覚えている。

これが自分にとって初めての中敷(インソール)だった。

実際何が違うのか当時の自分にはよくわからなかったが靴が大きい時に入れるモノだと認識した。

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それから20年以上経ってから

ある学会の商業展示ブースにてインソールとの出会いがあった。

それはサイズ合わせのインソールではなく土踏まずが持ち上がり足の形状に合わせた凹凸のついた形状をしていた。

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インソールと言っても多種多様で使う人の目的により内容が異なる。

・サイズ調整
・消臭
・クッション
・スポーツでパフォーマンスを上げる
・足のトラブル
・タコやウオノメができて痛い
・踵が痛い
など 痛みを軽減

目的に合わせたインソールを使うことが大切。
インソールは今も様々変化をし続けている。

インソールを入れれば足が楽になると思いクッション性のあるインソールを何枚も入れている人を見かけるが、返って靴がキツくなり逆に足を痛めてしまうこともあるので何でもインソールを入れれば解決するわけではない。

靴と足とのの関係が一番重要。


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